サーフィンスクールらしく真面目にHow Toシリーズ
(書く気になったマサエです)
サーフィン上手な人は読まなくていーからね
沖にゲッティングアウトするために波をくぐる≪ドルフィンスルー≫について
名前の通りイルカが波をくぐる・・・ってイメージですが
これ和製英語っちゅーか
海外では一般的にダックダイブと言われてます
欧米人はイルカじゃなくてアヒルのイメージなのかな
このカニ君が乗ってる波の右側にいる人が水に潜ってるコレ
この技が≪ドルフィンスルー≫
簡単に言えば
沖から向かってくる波を越えるために
水中にサーフボードごと潜らせて波の向こう側に出る
この一連の動作
中上級者が浮力の少ないサーフボードでやる分には
①波に向かって真っすぐノーズから板を入れ
②水中で板全体を沈めてテールに足をかけ
③波の向こう側に蹴り上げてノーズから海面に出す
まあこーんな感じで(ライダーじゃなく潜ってる人に注目)
もしこの人が≪ドルフィンスルー≫できないと
波に戻されカニ君もろとも大怪我もんでしょ😫
なので波を越える自信のない人は
波に乗ってる人のラインの邪魔にならないようにゲッティングアウトしましょう
この≪ドルフィンスルー≫
ペラッペラに薄いサーフボードなら比較的簡単に沈められますが
問題は👆
初中級者がテイクオフしやすい浮力のある板でどーやるか
普通にパドリングしてる時に全部浮いてるような浮力の板をどーやって沈めるか
特に小柄な人や女性の場合
悩むよねぇ🤢
テイクオフしやすさを選ぶかVS動かしやすくドルフィンしやすい板を選ぶか
何度も言いますが
サーフィンは乗ってなんぼ
いくら波に乗ってからターンしやすくても
乗れなきゃ始まらない
テイクオフできなきゃ何も始まらない
なので
初級者はテイクオフする事
たくさん波に乗る事
それが1番大事
そのためだけにサーフボードを選んで良い
そーすっと≪ドルフィンスルー≫は夢の世界
なんたってがっつり浮いてる物を沈めるんだから
さすがにロングボードではできません
(マメ増田なら薄めのロングボードでドルフィンしますが・・・)
一般人は≪プッシングスルー≫や≪ローリングスルー≫で波に戻されない事を目指してください
7~8フィートの浮力あるファンボードの場合
波に対してノーズをまっすぐ突っ込むのではなく
スクリューのようにねじって入れる方法があります
マメ増田やカニ君は「コツだよコツ😜」と言いますが
あんた達は体重80㎏超えと70㎏超えでしょ
体重53kgの私にはどーやってもできません😓
体重と腕力は必須だと感じます
体重軽くてもそこそこ浮力ある板で≪ドルフィンスルー≫する方法があります
まだ真田和人がアマチュアだった頃の隣で潜ってるのが私なんですが
これ7フィートのファンボード
体重軽めの人が浮力ある板で≪ドルフィンスルー≫するのに
まずやってはいけないのがノーズを沈める事
薄めのショートボードみたいにノーズを入れると
相対的にテールが上がり板の後ろ半分以上が海面上に浮いてしまいます
そーなっちゃうと浮力ある板を下半身で沈められません
そーすっと頭だけ波に突っ込んだ形のままドワーっと😱戻されます
なので
フツーにパドリングしてる角度のまま
テイクオフする時に手を着く位置でその角度のまま沈めます
(ノーズ側を握って前を沈めずフラットに浮いた形のまま沈める)
足も使って体重を板の中央部分に集中させるイメージ
※深く沈められないのは板に浮力あるんだから仕方ない
波が通っていく時に後ろ足で前方に蹴り出す
同時に両手でも前方に押し出す
※ここでいつまでも≪ドルフィンスルー≫ができない人見てると
なぜかテールに足をかけられないのね😓
それなんでだかわからんのですが・・・何でだろー?何でかなぁ?
まあ何が大事って
波に戻されない事
1㎝でも沖に向かう事
だから≪ドルフィンスルー≫以前に
波に向かってスピードをつけて漕いでいく
深く潜れなくても最大限前に
ポジティブなメンタルも大切
あと重要な事は
浮力あってもなくてもどんな板でも
≪ドルフィンスルー≫の動作に入るタイミング
これは≪ローリングスルー≫でも同じですが
ノースショアのニック野崎の名言
「遅いと失敗するでー😁早めで失敗することはあらへんのや」
波が向かって来るどんぐらいの位置で動作に入るか
書いて説明するといーかげん面倒くちゃいので
もっと詳しく知りたい人は聞きに来てー
いや😅
誰か上手な人に聞いてー😉